新年の抱負
明けまして、おめでとうございます。
今年もスタッフともどもよろしくお願いします。
今年1年は、どのような年になり、どのような人(患者さん)と出会うことになるのでしょうか。
この数年、日本経済にはあまり明るい話題はありません。
私たち歯科医療の世界も無関係とはいかず、特に3月11日に発生した東日本大震災や原子力発電所の事故以降、患者さんが激減した病院も数多くあります。
ご存知のように矯正治療は、保険の治療ではありません。 そのため他の歯科治療に比べ費用がかかります。
『 矯正歯科の専門の歯科医院は、不景気の時は患者さんが減るから大変だね 』と仲間の医師や歯科医師が心配してくれることがあります。
確かに多くの患者さんに来ていただくことは、私たちの診療に対する姿勢や患者さんに対する対応が評価され信頼していただいたという指標になります。 ただ、患者さんが多いことが全てではありません。
こんな厳しい経済状態の中でも矯正治療をしたい、子供に治療をさせたいと来院される方々の気持ちを大切にして「患者さんが患者さんを紹介してくれる」病院を目指していきたいと思います。
不景気を嘆いていても仕方ありませんよね。
今、わたしたちにできる事は、来ていただいた患者さんを快く迎え入れる診療体制や準備を怠らないことだと考えています。